今回は、工事内容も複雑なものではないので、写真も「ビフォア―・アフター」ほどしかないのですが…
「さんいん住建」ってこんなこともやってるんだっ!? ぐらいに思って見ていただけますと幸いです。
外を歩くことも怖いくらいの、暴風雨が3日ほど続いた翌日…
朝1番に、鳥取商業高校の事務員さんからの1通の電話が!
「どうもお久しぶりです。ところで、相談なんですが…。先日の暴風雨で、グラウンドの防弓フェンスが倒れて大ごとなんです!すぐに直しに来ていただけますか!?」
とのことでした。
確か以前、グラウンド改修工事をさせていただいた時、グラウンドとアーチェリー場を区切るためにフェンスがあったような…。
なには無くとも、現地確認です! まだ結構な風が吹くなか、早速、関係業者さんと駆けつけたのでした(^^ゞ
事務所へのご挨拶もそこそこに、現地へいきますと…
なんということでしょう!\(゜ロ゜)/
想像以上の光景に、わたくしどもも、しばし言葉を失ってしまいました。
フェンスを支えるポールも、グニャリと折れ曲がってしまっている状況です。
以前にも風が吹くと倒れることがあったそうなんですが、さすがに今回までのことは初めてだそうです。
聞きますと、「今週末には、アーチェリーの練習試合があるんです。」とのこと。
ポール等を差し替え➠基礎コンクリを打設➠ポールとフェンスの固定。
というのが最善の方法と考えるのですが、事務員さんの話を聞きますと、「取り急ぎの仮設・対策として」、また「安価にてなんとかお願いします!」の条件。
なかなかアタマの悩みどころですが、何とか要望に応えたく知恵を絞ります!(^^ゞ
会社へ帰り、社長と 「ひとまずの仮設補修」「最短での作業」「安価な処置方法」。そして何より「生徒さんの安全確保!」の条件のもと、「あーでもない・こーでもない」と…。
夕方…。 改めて「仮設足場工」「土木作業工」の方たちと一緒に現地へ。
そこで、社長と考えたある程度の工事イメージと、学校側の事情説明をしますと…。
「ああ、それだったらこういった方法がいいと思いますよ!」「この角度で留めて…」「そしたらこの手順だなぁ。」
と、さらにアイデアが出てきました(^O^) さすが現場の「プロ」です(^^ゞ 見積りをお願いし、その日は帰りました。
翌日、見積りをまとめ学校へ持参。 「OK」の返事をいただき、部活動外の時間を確認し、学校側との注意事項等を打合せ・確認したうえで、作業手配・開始です!
もう、完成写真になってしまいますが…
①曲がったポールを元に戻し ②整地後、倒れたフェンスを立て直し ③上部ワイヤーを張り直した上で ④単管パイプを埋め・組み ⑤パイプをフェンスに完全固定 ⑥仕上げ。
④・⑤の作業状況です。中段・下段の横一直線に、パイプを通して組み支えます!
で、完了いたしました!
ひとまずは「仮設補修」の状況であります。しかし、これでしばらくは倒れることは無いでしょう(^^ゞ
アーチェリー場とは逆のグラウンド側は陸上部の短距離用トラックもありましたので、そちらには斜め足は設置しませんでした。
半日ほどの作業でしたが、アーチェリー部はじめ、生徒の皆様・先生方にほご迷惑・ご協力いただき、本当に有難うございました!
改めて強固なフェンス(基礎からガッチリ!)を設置できますよう、早く県からの予算がおりての施工を願っております…(^^ゞ